sironekotoroの日記

Perl で楽をしたい

Perl入学式を卒業したらこの本を読むと良いんじゃないかなの5冊

こんちゃす。sironekotoroです。

このエントリは Perl入学式 Advent Calendar 2017 - Qiita 9日目のエントリが空いてたので、こそっと入れました。

さっき12月10日のアドベントカレンダー見たら

perlを学ぶと彼女ができると教えてくれたので受講しました。

まじか沖縄行く

ではなく、

perl入学式も中盤になったところからperlの参考書どれ買ったらいいのか、と考えていたとき

とあり、そういえば、サポーターとしてお手伝いしてたPerl入学式 東京2017(上期)でも同じような質問があったなぁ、ということで、ここに個人的なオススメ本を紹介します。

重要開示

  • 私はオライリーの「初めてのPerl」に挫折してます(3回くらい)
  • 第5版を本で書い、挫折し、そのあと他の本で修行を積み、電子版で第6版を書って読破(というのか?)しました
  • 以下で紹介するのは「はじめてのPerl」を読む前の本、と言えるかもしれない

Perl入学式を卒業したらこの本を読むと良いんじゃないかなの5冊

かんたん Perl

gihyo.jp Perl入学式で聞き流してしまったことがある、わからないことがあったが聞けなかった、入学式の範囲をもっと詳しく勉強したい、知りたい、という人にオススメしたい本。
Perl入学式で学ぶ範囲の復習に最適です。
サンプルプログラムも豊富で、エラーについての解説もとても丁寧です。挫折ポイントを先回りして潰してくれる感があります。
Perl本の出版は少なくなっている中、2016年出版とかなり新しいのもポイント高いです。

すぐわかる オブジェクト指向 Perl

gihyo.jp Perl入学式で基礎は押さえた、Perl入学式の範囲からさらに一歩進めた学習がしたい!って人にオススメ。
Perlにおけるリファレンスがわからない、という方には絶対の自信を持ってオススメします。うちはこの本のおかげでリファレンスを理解できました。
この本の半分くらいはリファレンスについて、本当に丁寧に丁寧に説明してます。

あと、この本ではソースコードを編集した時、「どこを編集したか」がわかりやすいです。
Perlに限らず、他の本では編集した部分だけが掲載されて、それがコードのどこなのか?で迷うことがあるのですが、この本では比較的そういうことが少なくて、とても学習しやすい本です。

また、「オブジェクト指向」というと、JavaC++の知識前提で語る本が多いなか、この本はそのような前提知識なしにオブジェクト指向について学ぶことができます。
これはPerl第一言語の自分にとって、本当にとても有難いことでした。

Perl CPANモジュールガイド

www.wgn.co.jp Perl入学式で簡単なスクリプトは組むことができた、でも実際にプログラムで何をすれば良いのかわからない・・・という人にはこれ。 様々なPerlのモジュールとその簡単な使い方を紹介している本です。
この本を読んでいると、「あれも出来るのでは?これも出来そうでは?」とアイデアや欲望(大事)が湧いてくる本です。

2011年の本なので、当然、2017年現在のサービス(例えばLINE)についてのモジュールは載っていないのですが、「このモジュールがあったんだから、他のサービスのモジュールあるだろ」って探すとあっさり見つかったりします。そういうキッカケをくれる本です。

なお、LINEとPerlについてはこちらをどうぞ
第44回 LINE Messaging APIで作るchatbot―LINE::Bot::APIとngrokでお手軽に!(1):Perl Hackers Hub|gihyo.jp … 技術評論社

もっと自在にサーバを使い倒す 業務に役立つPerl

gihyo.jp Perlを学びつつ、では実際にどうやって使っていくのか?を解説している本です。
題名に偽りなしで、これを読むことで「あの仕事、Perl使うことで楽できそう」という欲望(超大事)がフツフツと湧いてくる本です。
特に、吐き出されたログをExcelで編集して集計、みたいな仕事をやっている人に読んでいただけると、「Perlしゅごい・・・」ってなること請け合いです(4年くらい前の自分)

Perlについて語ろう

Perlについて語ろう

Perlについて語ろう

kindle本で、内容はPerlについて発行していたメルマガを編集したものです。
タイトルからするとエッセイ?と思うんですが、さにあらず。スカラー変数、配列、ハッシュ、リファレンス・・・つまりPerl入学式の範囲から始まり、mojoliciousというフレームワークでWebサイトを作るところまでをソースの解説を交えつつ書いています。 他の本に比べて基本的な解説は少ないですが、Perl入学式で学んだ内容を踏まえ、もう少しで手が届くかも・・・?という感じのレベルになってます。

ということで

ちょうどアドベントカレンダーも空いてしまったので、自分が買って読んでよかったなぁ、という本をあげてみました。
大きな本屋も少なくなってきている昨今、なかなかPerl本を書店で見ることないかもしれないのです。
そういう時は、大きな図書館を探してみると良いです。
(あとブックオフ

かつて、技術書はちょっと高い?とも思っていたんですが、
「この機能がわかるなら、この部分が動いてくれるなら魂売っても良い!」
とか思うようになってくると、3000円くらいで教えてくれるの本当に安いなって思います。

以上、Perl入学式を卒業したらこの本を読むと良いんじゃないかの5冊でした。