sironekotoroの日記

Perl と Mac の初心者の備忘録

Perlの会社に入社して1週間経ちました

重要開示

  • 祝!検証環境の構築完了
  • まだ現場のPerlスクリプトいじるところまで達してない

支給Mac

  • MacBook Pro 13インチ
  • 使っていて動作が重いと感じることはない
  • 個人で使っているMacBook Air 2013年モデルと比べて、モジュールのインストールとかは明らかに速い(当たり前
  • TouchBarには不安があったので、物理ファンクションキーでよかった
  • 追加のディスプレイは現在調達中でありがたい
  • アプリのインストールは必要であれば入れてokという、利用者を信頼してくれるスタイル

業務ツール

勤務

  • コアタイムありのフレックス制
  • コアタイムは11時〜17時
    • 金曜日のみ11時〜16時
  • 自分で働く時間を決められるってことで、自制しないといつまでも会社にいてしまうの危険
  • 勤務自体は8時から可能
    • ただし、ビルに入館できるビルカードを受領していないので、誰かが来た後でないと入ることはできない状態
    • 1回くらいは8時出勤17時退社を体験してみたい

渋谷

  • 新宿と比べて、明らかに飯屋の系統が違う感
    • 系統自体もだが、店自体も多い
    • 太る
  • 通勤経路は色々試し中
    • JR湘南新宿ラインを使うと、朝夕はまず座れない
      • しかし、最寄りの出口である新南口が会社至近
      • 2020年にホーム移設となり、そうなると新南口が多分なくなって辛くなりそう
        • あの辺りのお店にとっても死活問題だろうなぁ
    • 東急東横線は、行きはほぼ確実に座ることができる
      • しかし帰りは確実に座れない
      • 渋谷の人混みを通らざるを得ないのは辛い
      • 帰りに渋谷始発あればなー
  • 探検が必要
    • しかし渋谷は地上も地下もダンジョン・・・時間の余裕がないと死ぬ

開発スタイル

  • 個人に本番環境に近いVPSサーバを用意
    • 「まかないサーバ」と呼ばれている
    • 飲食店の「まかない飯」みたいな感じ?
    • CentOS7
  • まかないサーバ内に手順書に従って環境を構築
    • 公開鍵認証方式、知っているのと使うのでは違う
  • root権限ありなので、必要に応じてfairewallの設定を自分でしたりする
  • 検証環境の構築はDocker
  • GitHubでの流れ
    • ブランチを切って、そこで編集し、Pull Requestして取り込んでもらう
    • この辺りの共同開発は初めてなのであたふたしながらやってる
    • 手順書のtypoや更新されていないところをプルリクの練習がてら修正してる
      • そしていろいろ間違う
    • 今までgit push origin masterしか知らなかったんや・・・

入社前の自分に伝えたいこと

  • さくらのVPSCentOS 7 のサーバを立てて練習して壊せ
  • 開発ソースをローカルで編集して、いちいちサーバに上げて実行、なんてのは迂遠と思うようになり、viとかemacsすごいんでは?ってなるから慣れておけ
  • gitに関しては、わかばちゃん本で基礎を固めた後、コマンドベースで解説してある「魔王教授と学ぶGitコマンド入門 ダウンロード版 【オマケつき】 」を手元に置くのが良い
  • Plack HandbookでPlackを触っておけ
    • miyagawa/plack-handbook
    • 一部省略とかあるから気をつけたり、分からなかったら聞いていけ
  • 前職や、今まで取得した情報処理試験で学んでたことが現場で見ることができて楽しいので、まぁ心配するな
  • チャットで本物のワンライナーが流れてくるという福利厚生がある。楽しみにしておけ

Perl入学式に初参加から5年ちょっとでPerlやってる企業に転職した

YAPC::Tokyo 2019でid:xtetsujiさんよりから紹介いただいたものです。

@sironekotoro さんのめでたい話は御本人からお知らせがあるはず。

YAPC::Tokyo 2019 に参加して LT をしてきました #yapcjapan | #interest_ae

ということで、16年ちょっと勤めた富士通コミュニケーションサービス株式会社を退職し、シーサー株式会社に転職しました。

use strict;
use warnings;
use Time::Piece;

# 富士通コミュニケーションサービスに入社
my $join_fjcsl = Time::Piece->strptime( '2002-10-01', '%Y-%m-%d' );

# シーサー株式会社に入社
my $join_seesaa = Time::Piece->strptime( '2019-02-01', '%Y-%m-%d' );

# 経過秒数を求める
my $past_epoch = $join_seesaa - $join_fjcsl;

# 秒、分、時、日を定義する
my ( $second, $minute, $hour, $day ) = ( 60, 60, 24, 365 );

# 経過秒数を年数で表示する
print $past_epoch / $second / $minute / $hour / $day;

# 16.3479452054795

思えば遠くへ

このブログはYAPC::Asia Tokyo 2013に触発されたところから始まっています。それから5年ちょっと。
いまスポンサーのページを確認したのですが、ちゃんとシーサー株式会社がいますね。YAPCのスポンサー、無駄ではないよ!

use strict;
use warnings;
use LWP::Simple qw/get/;    # 要LWP::Simple モジュール

my $html = get('http://yapcasia.org/2013/sponsors/');

if ( $html =~ m|http://www\.seesaa\.co\.jp| ) {
    print 'Seesaa was a sponsor of YAPC::Asia 2013', "\n";
}

# Seesaa was a sponsor of YAPC::Asia 2013

正直、参加までは「リファレンスもよく理解していない自分が参加してもいいんだろうか・・・」って思ってましたが、何ができて、何が目標になれそうなのか、を測ることができました。 参加して本当によかったです。

YAPC::ASIA 2013 感想 - sironekotoroの日記

当時、自分がPerl入学式でサポーターや講師をするとは思っていませんでした。
まして技術職としてYAPCのスポンサー企業に転職するとも思っていなかったので、人生ってわからんって感じです。

ありがとうございます!

Perl入学式を開講し、精力的に活動してきたid:papix

YAPC::Asia 2013でのPerl入学式の出張版参加時、ぼっちとなったうちのテーブルについてくれたid:Azumakuniyukiさん

Perl入学式2013 第6回 Webアプリの回において、ライブコーディングで寿司を回してくれたid:mackee_wさん

use strict忘れを指摘してくれたid:uzullaさん。uzullaさんのオブジェクト指向についての記事が好きで年に何回か見返してます。

入学式でのLTやPerlBeginnersで実運用の世界を見せてくれたytnobodyさん

そしてYAPC::Kansai 2017 OSAKA の懇親会で「そろそろサポーターどう?」と誘ってくれたid:xtetsujiさん

ほか、当時講師やサポーターを務めてくれた方々、本当にありがとうございます。

Perl入学式を終えてから

2013年度のPerl入学式を終えた後ですが、AmazonPerl本を新しい順に買い、それを写経したりしていました。

sironekotoro.hateblo.jp

当然、写経だけでは飽きてくるので、自分の作りたいものを作ります。
そして、作れない!とか、もっとスマートな書き方があるはず!うちが知らないだけ!となったタイミングで本の学習に戻っていくということを繰り返しました。
時には脇道にそれてJavascriptを勉強したり、興味のあるものを好きに勉強して、自分の作りたいものを作っていきました。

qiita.com

また、YAPCは欠かさず参加しておりました。
トークがその時わからなくても、そのうち「わかった!」ってなる時が来るかもしれない・・・し、何よりもエンジニアたちがワイワイ楽しそうにやってるあの雰囲気、とても良いんですよね。
スタッフの方々のおかげです。ありがとうございます。

Perl入学式のサポーターとなってからは、このブログに残すようにしてます。

sironekotoro.hateblo.jp

初出社

2月1日が初出社だったのですが、入社の手続きと社給Macの環境構築で1日が終わりました。

とはいえ、入社の手続きの半分くらいは入社日以前にSmartHRで終わっており、楽ができました。
煩雑な人事労務管理を楽にするサービス、それ自体が福利厚生と感じました。

来週からは個人に用意されている仮想サーバの本格的な環境構築に進みます。それに合わせて、週末の自習もサーバー側を意識したものになりそうです。
前職の退職時にいただいた図書カードやAmazonギフト券を早速利用します。ありがとうございます。

転職にあたり、うちに声をかけてくれたid:tecklさんは「恒温動物を変温動物にする」ような作業で大変そうな中、要所要所でサポートしてもらい助かりました。

Perl入学式にも現場で利用されているPerlの知見をお伝えしていきたいと思います。

今後ともよろしくおねがいします。

YAPC::Tokyo 2019 に参加して来た

前回のYAPC::Okinawa 2019 Onnnasonからずっと楽しみにしてた東京での開催。

yapcjapan.org

うちが見たセッションの裏番組も気になるセッションで、毎回自分が分裂するかYoutube録画が欲しいと思います。

エンジニアリング組織論への招待

超よかった。ゲストトークとのことでベストトーク対象には無かったけど、あったら1票入れてたなぁ。
例として上がる「取引コストの高い組織」がまさに今いる自分のところであり、前のめりで聞いておりました。

これはスライド中の

システムは時間を経ると次第に交換できなくなり、コントロールを喪失する

を見てのツイート。
うちのクライアント、うちのいるグループについてのコントロールを喪失しており、うちらの言われるがままにするしかなく・・・しかも、うちらが知見も経験も技術も独占してるよなぁ・・・ってことを思いながらのツイートでした。

広木さんの本もオススメです。 gihyo.jp

YAPC座談会

2016年、札幌でのリブートから大阪、博多、沖縄と開催されてきたYAPC::Japanの実行委員長さんたちの座談会。

同じYAPCでありつつも、各地域ごとに課題や特色や狙いがあり、そんで楽しんでもらおう!的なホスピタリティ精神溢れる話ばっかで、すごいよかったです。

ランチセッション

SBX Technologies 深澤さん

深澤さんが勤める「SBX Tech」のプロダクト、Garuda(ガルーダ)の紹介。
入力された情報に応じて最適なsolverを提案し、その解をさらに別のsolverに渡して望む解を求めて行く、というようなシステム(うちの理解力ではこの辺りが限界
あとのそのsolverはPerlはじめ、様々な言語で記述が可能(Garudaで利用する形式のラッパーで包む必要はある)。

デモでは細胞の情報をインプットし、細胞内の酵素の構成図(オブジェクト図みたいだった)、その酵素に薬物を投与した時の反応をグラフで表示、というのをポンポンポンと進めていく様を実演。
大学・企業での導入もされており、あぁ、こうやって研究が進められていってるんだなぁってのを垣間見ることができました。

mixi 萩原さん

speakerdeck.com

お若いのに堂々とした話ぶりと落ち着きぶり。相当練習したんか、学生時代通してそういう経験積んできたのか、立派でした。
萩原さんが関わっているminimoはmojoliciousで動いているってことで、Perl入学式でもそのことは伝えていきます。
自分たちが学んでいるフレームワークが実世界で稼働してるよ!ってのはモチベーション高くなると思うんですよね。

LTで紹介される

id:xtetsujiさんの「2018年のPerl入学式報告」で紹介していただきました。

というわけで、2月から新しい会社に勤めます。

懇親会・二次会

深澤さんに改めて「すぐわかるオブジェクト指向Perl」についてのお礼(出版してくれてありがとうございます!的な)を伝えました。
この本は「自分が欲しかったけど無かったから書いた」というようなことを話していて、あ、さっきtokuhiromさんのキーノートでも同じことを言っていたなぁ、と思うなどしました。

他、ここしばらく姿を見せてない、精神的なPerl恩師の方の消息を聞いて回るなどしておりました。

報恩謝徳・恩送りしていく

Perlという言語からもPerlコミュニティからもたくさん色々なもの(環境や知識とか)をいただいているという実感はあるので、次の世代や他の人にもそういうものを伝えていきます。

次回

次回は未定とのことですが、懇親会中にどっからから「京都!」って声が聞こえてきた気もするんですが気のせいかもしれない。

Perl入学式 2018 in東京 秋開講 第3回 ピザ会の課題

Perl入学式 in 東京では各回の講義終了後にピザ会(ピザ&ジュース代は参加者負担)を開催しており、そこで受講者さんと雑談などをしております。
その中で、id:xtetsuji さんから課題が出てそれをコードで解決する、という試みを行っています。

今回のお題:Googleトレンドを非公式APIから取得し、各日のランキングをとり、前日と順位の変動があればそれが分かるようにする

というもの・・・だった気がします(曖昧
しかし、うちの実力不足で当日できたのは

  • 非公式APIから特定の日のデータを取得する
  • JSON形式のデータをPerlのデータ構造(リファレンス)に変換する
  • 関連する記事のタイトルを表示する(!?)

まででした。

最後の「関連する記事のタイトルを表示する(!?)」なんですが、当時は完全に勘違いしており、検索語を取ることができませんでした。
結果、無念のタイムアップとなったのでした。

作ってみたが・・・

2019年01月01日〜18日までで、連続した日に現れる検索ワードは「純烈」が2019年01月10日と翌2019年01月11日・・・のみ!

これは、完全に同じ単語が連続した日に現れた場合、という条件でしか抽出できなかったのが原因。 例えば、正月なので箱根駅伝についての話題は当然出てきていますが、

と、検索ワードとしては同一ではないので、別の検索語と判断してしまったわけです。

これらの語を「同じ意味をもつ語」として、「箱根駅伝」が3日連続して検索語に登場した、と判断するには文字列を分解して他の検索語とのマッチ率を見て同一の話題の単語か?を判断する
・・・って工程が必要になるんかなぁ?
ちょっと今の自分にはハードル高そうです・・・

Googleトレンドを非公式APIから取得し、各日のランキングをとり、以前に出現してたらその日と順位も表示する

このままでは悔しいので、同じ検索ワードが過去にランキング入りした場合、前回登場した日付と順位を表示する、ということにしてみます。

例えば同じ検索ワードが連続していない日に出てくることがあります。

  • 錦織圭
    • 2019年01月05日 5位
    • 2019年01月15日 5位
    • 2019年01月17日 5位
  • 地震
    • 2019年01月03日 1位
    • 2019年01月08日 4位
    • 2019年01月14日 4位
    • 2019年01月18日 3位

こういったデータの場合、例えば 01月08日に

04 地震 [前回出現:2019年01月03日 1位]

といったような表示が出るようにしてみました。

bitbucket.org

一応、プログラム本文にコメントをいっぱい書いてみたんですが、これ、うち自身も3ヶ月後に見て「何言ってるんだこの人・・・」ってなるパターンな気がします。
うわ、わたしのコメント力低すぎ・・・?

ちょっとだけ解説

時系列順に表示するだけであれば、日付をkeyとして、valueには順位順に検索ワードを格納した配列リファレンスを入れるデータ構造でいけます。
my %date_query; # date をkeyとするデータ構造 です。

20181231 => [ '紅白歌合戦 2018' ,  'メイウェザー' , '米津玄師' ,  '紅白' ... ];
20190101 => [ '箱根駅伝' ,  'MHPS' , 'マリウス' ,  '2019年運勢' ... ];

しかし、このデータ構造だけでは、検索ワードが過去のいつ出現したかを調べるときに大変です。

  • 1日前のハッシュkeyを把握する
  • valueデリファレンスし、検索ワードが配列リファレンスに格納されているかを調べる
  • 1日前で見つからなければ、さらに前日に遡り調べる

これを繰り返すのは厳しいです。100日とか計算するとして、100日目の検索ワードが1日目に出現していた場合、過去99日遡って探すことになります。
すぐ見つかれば良いですが、見つからなかったら・・・?
計算量も多そう。

ということで、検索語そのものをkeyとするデータ構造を作ります。
valueには2つのリファレンスを入れます。

  • 日付をkey、その日付の順位(ranking)と何回目の出現か(count)を格納したハッシュリファレンス
  • 文字列 history をkey、検索ワードが登場した日時を格納した配列リファレンス

さらに、history という文字列をkeyとしてvalueに配列リファレンスを格納。
この配列リファレンスに1つ以上の要素がある場合には、過去複数回出現している判断。
末尾から2番目にある要素を直前の出現日付として last_time に記録します。

my %query_date; # query をkeyとするデータ構造

"純烈" => {
           'history' => [
                          20190110,
                          20190111
                        ],
           '20190110' => {
                           'ranking' => 0,
                           'count' => 1
                         },
           '20190111' => {
                           'count' => 2,
                           'last_time' => 20190110,
                           'ranking' => 1
                         },

これにより、検索ワードと日付をkeyとして last_time があればそれが前回の出現日という処理をしています。

1つのデータ構造では難しいなぁ、と思ったら同じデータが入っていてもkeyを変えた構造のデータを作ってみるという感じです。
うちが最近勉強しているSQLだと同じレコードに別名をつけて副問い合わせをする、みたいな感じですかね。

もっと実装力やデータ構造力が高ければ、もっと簡単になりそうな気がするんですが、気がするだけでその具体的な道筋が見えない・・・ってのが今のうちの現在地です。
頑張ろう。

※第4回でやる「サブルーチン」を導入すると、コードの見栄えがもう少しスッキリするはず。

おまけ

このゲーム、1回遊ぶのに500円かかり、もらえる額はサイコロの目の数 × 100 なので、5 か 6 を出さないとペイしない。
サイコロを振って 5 か 6 が出る確率は 1/3なので、ボーナス抜きでは普通に負ける。

で、ボーナスが出る確率は

  • 1が3回連続で出る: 1/6 × 1/6 × 1/6 = 1/216
  • 4,5,6のいずれかが3回連続で出る: 3/6 × 3/6 × 3/6 = 27/216 = 1/8

うーん、具体的な計算してないけど、負け(2/3)を覆せるだけの確率ではなさそうだなぁ

bitbucket.org

試行回数: 10000
ボーナス回数: 440
最終損益: -700700

追記

サイコロの6の目がでないよー、との指摘をいただき、修正したら勝率が変わった!
(bitbucketにあげたコードは修正済みです)

Perl入学式 2018 in東京 秋開講 第3回 お疲れ様でした

受講された方、サポーターの方、お疲れ様でした。 講師をやったジャージの人です。

スライド中の練習問題と復習問題ですが、今年春に書いた解答例をblogに掲載しています。
参考にしてください。
sironekotoro.hateblo.jp

あと、時々つかったスライドも置いておきます。

docs.google.com

リファレンスは難しい

リファレンス、自分も苦労した覚えがあります。というか、リファレンスがあると何が便利になるのか?何が良くなるのか?が、まずわからなかった。
自分が複雑なデータ構造を扱うことはないと思ってました。
「すっぱいブドウ」の話ではないですが、リファレンス使わなくてもいいもんね!と思っていたものです。
その時は斜に構えたままでしたが、Perlに慣れ、自分がしたいことを実現するためにはリファレンス使えばいけそう!となってから一気に理解が進みました。

リファレンスは教えるのも難しい

リファレンス、Perl入学式の現在のテキストでは、「リファレンスじゃないとできないことがある」「便利だから使う」ってな感じで進めています。

そんな中、毎回試行錯誤、苦労しながら捻り出しているのがリファレンスの「たとえ」です。
「変数が格納されているメモリのアドレス」という説明でわかる人はそれで良いのですが、「メモリのアドレス」でわかる初心者さんがどれほどいるのか。
C言語のポインタのようなもの」といっても、C言語もポインタも知らなければ伝えられません。

※ そもそも、うち自身がC言語は名前だけ、ポインタも「Perlのリファレンスみたいなやつ?」って程度の理解です。

ということで、今回は「雑多な人間の属性と値(ハッシュ)が GPS を通すことで1つの座標(緯度経度)に定まるように、配列やハッシュをリファレンスにすることで一つのスカラーとして扱うことができる」という言い方とスライドを用意しました。

f:id:sironekotoro:20190124123242p:plain
雑多な人間の属性と値(ハッシュ)がGPSを通すことで1つの座標(スカラー)になる

f:id:sironekotoro:20190124123241p:plain
ハッシュをリファレンス化することで1つのスカラーになる

もし、リファレンスについて良い言い回しや、こういう例えはどうだろう?ってのがあれば是非教えてください。

オススメ参考書

以前のエントリでも書きましたが、深澤千尋さんの「すぐわかるオブジェクト指向Perl」これがいいです。

gihyo.jp

タイトルにはないですが、この本の半分程度がPerlのリファレンスについての説明に当てられています。
これは、Perlオブジェクト指向はハッシュリファレンスを利用するためなのですが、微に入り細に入り、噛み砕いて説明してくれている良い本です。

そして、なんとその著者の深澤さんがくるPerlのイベント「YAPC::Tokyo 2019」が今週末に開催です。
様々なPerlやシステムについてのセッションが多数行われるイベントです。是非参加ください!

yapcjapan.org

yukicoder

yukicoder.me

講義の後のピザ会で紹介したyukicoderです。うちもサポーターのmotiさんから教えてもらいました。

競技プログラミングアルゴリズムを 練習する目的で運営されています。

とのことですが、★1つのレベルの問題であれば、Perl入学式第1回〜第3回の内容で解けるものもあります。
例えば

No.56 消費税

この問題は

  • 標準入力
  • スカラー変数
  • 改行の削除
  • 文字列の分割
  • 配列(リスト)
  • 四則演算
  • 標準出力

で解くことが可能です。

まずは下記の初心者向けチュートリアルから始めてみてください。

yukicoder.me

Perl入学式の課題で物足りない、とか、プログラムで問題を解くことを習慣にしたい、という方にもオススメです。

Googleトレンドの非公式APIから情報を取ってきていい感じにする

恒例、ピザ回のお題です。別エントリであげます。

Perl入学式 2018 in東京 秋開講 第2回 お疲れ様でした

受講された方、サポーターの方、お疲れ様でした。
講師をやったジャージの人です。

スライド中の練習問題と復習問題ですが、今年春に書いた解答例をblogに掲載しています。
参考にしてください。
あと、一緒に掲載してるアナグラくんのスライドも超いいので見て!
sironekotoro.hateblo.jp

fizzbuzz

今回は18時ギリギリまで引っ張ったものの、20分くらい足りず、以下の練習問題にたどり着けず、すみませんでした。

fizzbuzzはぜひ自宅で自習してチャレンジしてみてください。
fizzbuzzができれば、「2007年のコンピュータサイエンス学科卒業生の過半数」より出来る・・・と言えるので!

1から100までの数をプリントするプログラムを書け。ただし3の倍数のときは数の代わりに「Fizz」と、5の倍数のときは「Buzz」とプリントし、3と5両方の倍数の場合には「FizzBuzz」とプリントすること。

ちゃんとしたプログラマであれば、これを実行するプログラムを2分とかからずに紙に書き出せるはずだ。怖い事実を聞きたい? コンピュータサイエンス学科卒業生の過半数にはそれができないのだ。自称上級プログラマが答えを書くのに10-15分もかかっているのを見たこともある。

どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか?

重要開示

なお、うちは2007年当時、dankogaiさん(Perlハッカー)のblogでこのfizzbuzz問題に言及があり、そこで知ったクチです。

当時はプログラムを書けませんでしたが、日常使っているExcelのセル内に書けるIF関数で書けるだろう・・・って思ったものです。
そんで書けませんでした。

これはショックな出来事で、IT業界の片隅にいながらこれが出来なかったこと・・・簡単と思った課題に歯が立たなかったことに超絶危機感を覚え、真面目に勉強するきっかけの一つになりました。

そんな人でも、諦めなければ講師ができるくらいにはなります。みなさんやっていきましょう。

用意していたスライド

解説用のスライドを用意していたのですが、時間に余裕がなく活用できませんでした。
ここに掲載して供養しておきます。

docs.google.com

配列の存在意義

スカラー変数だけではたくさんのデータを扱う時に大変ですが、配列にデータを押し込めることで扱いが楽になります。

もし、スカラー変数しか存在しなかったら・・・?

Q.あるクラスには5人の生徒がいます。この生徒たちの体重の平均を出しなさい。

といった問題が出た場合、スカラー変数しかないと以下のようなスクリプトを書くことになります。

use strict;
use warnings;

my $abe     = 68;
my $inoue   = 58;
my $ueshima = 65;
my $edajima = 87;
my $ono     = 72;

my $sum = $abe + $inoue + $ueshima + $edajima + $ono;
print $sum / 5; # 70

5人くらいであれば、手書きでいいかもしれません。
でも、もしクラスの生徒が30人だったら・・・?
あなたが市の教育委員会の人間で、市の小学5年生1000人の体重を求める必要が出て来たら?
あなたが厚生労働省の役人で全国の小学5年生の体重を・・・(大体100万人くらいみたい)

スカラー変数を100万個用意するのは避けたい事態です。

また、合計を間違いなく求めたとして、何人の平均であるか?を求める必要もあります。
「何人で割るか」、正確に出せるでしょうか。
5人くらいであれば・・・(以下ループ

そこで配列の出番です

この課題の場合、「誰が何キロ」である、という情報は実は重要ではありません。 単に平均のみを知りたいので、体重の値そのものだけで良いのです。

Perl入学式第2回の内容にあるものだけで書いてみるとこんな感じです。

先頭部で宣言されている@weightに数値をスペース区切りで追加していくだけで、平均を求めることができます。
楽ですね!
しかも、平均を出すために必要な「何人で割るか」についてもmy $count = scalar @weight;で自動的に算出してくれます。
超楽ですね!

use strict;
use warnings;

# 配列@weightに体重を入れる。
# qwショートカットを利用
my @weight = qw( 68 58 65 87 72 );

# 配列の中にいくつの要素が入っているかを求める
my $count = scalar @weight;

# 合計値を保存するスカラー変数を用意する
# 数字を加算していくので、初期値として0を代入しておく
my $sum = 0;

# for文を利用して、配列@weightの要素を先頭から
# 順に取り出し、$sumに加えていく
for my $w (@weight) {
    # $sum = $sum + $w と同じ意味になる書き方
    $sum += $w;
}

# 平均を求める
my $average = $sum / $count;
print $average;    # 70

世の中はデータと制御構造だらけ

プログラムの勉強を始めると、世の中にたくさんのデータと制御構造が溢れていることに気づくようになります。
例えば銀行で考えてみます。

  • 銀行の口座残高は増えたり減ったりします。変数の増減です。

  • 残高が0未満になる引き下ろしをしようとすると、エラーを出します。これはIF文で実現できます。

  • いつ、いくらの金額を預けたり引き落としした、というデータは時系列で順番に格納されていると思うので(通帳をイメージ)配列のような構造でしょうか。

  • 銀行の口座残高に応じて、ダイレクトメールを発送する、なんとこともあるかもしれません。
    それぞれのレベルの顧客リストを得る時には IF〜elsif〜else 文で数値を比較してるでしょう

    • 預金残高が1億円以上であれば・・・(貧乏なので想像がつかない、外貨預金とか?)
    • 預金残高が1000万円以上であれば、マンション購入の住宅ローンのお知らせを発送するリストに載せる
    • 預金残高が100万円以上であれば、自動車ローンのお知らせを発送するリストに載せる
    • 預金残高が100万円未満であれば、宝くじ発売のお知らせを発送するリストに載せる

身の回りで他の例もいろいろと出てくると思います。

Perl入学式 2018 in東京 秋開講 第2回 ピザ会の課題

恒例となりつつある、ピザ会でのお題です。

時限パスワード貼り付けツールを作ろう!

このピザ回でのお題なのですが、普段自分が書かないプログラムを書くことになり、とても楽しいです。

今回はOSの機能を使うため、PerlからOSの機能を呼び出すsystem関数を使うのですが、これを実用で使ったのは2回目くらいです。
system関数は「初めてのPerl」にも掲載されているので、知ってはいたのですが、知っていることと使えることはまた違うわけです。

なお、「初めてのPerl 第7版」では15章・プロセス管理のところで出てきます。うむ、見た覚えある。

macOSでしか動かない版ですが、自分の作例です。

一定時間だけパスワードをクリップボードに貼り付け、時間が経過すると元の内容に書き戻す君(OSコマンドインジェクション対応) — Bitbucket

注:OSコマンドインジェクションの脆弱性の指摘があったので、12月24日にその部分を修正してます。勉強になる!

Perl入学式 2018 in東京 秋開講 第3回

ピザ会中にも発表がありましたが、2019年1月19日(土)を予定しています。twitter/web/connpassでの開講のお知らせをお待ちください。

次回は以下の3本立てです

  • 配列に要素を加えたり抜いたりする配列操作
  • 配列と似ているけども違うデータ構造「ハッシュ」
  • 初心者殺しのリファレンス

うちもリファレンスに3回くらい殺されてますが、諦めなければ講師ができるくらいにはなりますので、やっていきましょう!

YAPC::Tokyo 1月26日開催!チケットは今日まで!

そして、2019年1月26日は、あの!YAPC::Tokyo 2019が!開催されます!チケット買えるのは本日12月16日いっぱいです!!
なんと年明け2019年1月6日まで伸びてる!やった!

yapcjapan.org

現役のプログラマー/エンジニア達の取り組みを「生の声」で聞ける貴重な機会です。
うちも毎年楽しみで、2013年から参加しています。
当時はまだリファレンスも理解できない状態でしたが、それでも参加して様々な取り組みや技術のことを聞くことができ、とても楽しかったです。
Perlでこんなことができるかも!って可能性の幅が広がる瞬間がたくさんあります。ぜひ参加ください!

吉祥寺pm #16 で登壇して来た

初登壇でした。

docs.google.com

5分の時間をいただいたんですが、オーバーしてしまいました・・・すみません
Googleスライドのツールでちゃんと発表者側に経過時間が表示されていたのですが、緊張して全く時間を見ることができなかったですね・・・

補足

Linuxの勉強はどうやったの?

  • 基本的なところはLPIC
    • なにから始めればいいか分からなかったので、とりあえず体系的な知識を得るため
    • 当時は会社の補助なかった
  • 各自で初心者本買ったりVPS借りて色々やる
  • 検証機を提供してもらい、素人が存分に実験

CSがシステム(Linux)触って問題はなかったか?

  • たくさんあった
    • 箇条書きで書きだしたものの、表に出して良いネタかどうかわからないので消す

問題はどうやって回避したの?

  • ターミナルソフトのマクロ機能を使い、定型処理を簡易化した
  • エンジニアさんに頼み、フールプルーフな仕組みを作ってもらった
  • ファイル編集時のフローを整備した

主にどんなコマンド使うの?

  • ping, traceroute, dig
  • wget
  • tcpdump
  • top, sar
  • cat, tail, grep
  • vi(で設定ファイルの編集
  • 複雑なコマンドはマクロとして登録

発表

マミーさんのお話、登壇へのハードルを下げてくれる内容で良かった。
カラオケボックス借りて一人登壇発表練習」ってのはいいなぁ、と。

speakerdeck.com

あと、エンジニアさんが古代の会社に行ったという話が良かった・・・。

speakerdeck.com

SIerが旅館に勤めてその旅館がすごくなった、ってな話を思い出しました。

www.itmedia.co.jp

まさかのRPGツクールを使っての起業プロセスの発表、ああいう方法もあるのか!と

つっちーさんのプロキシサーバをPerlで作るというお話。
うちだったら、Squid立てて設定して、それでおしまいにするところを、Perlでやってみるという方法があるのか!と当たり前のことに衝撃

github.com

ほんと、吉祥寺pm面白かったです。