Excel VBA ベーシック 公式テキスト 6章
復習
- If 〜 Then 〜 End If 、最後のEnd If 忘れちゃう
6-1 セルの指定
- Sheet1を操作対象とするときは、
Worksheets("Sheet1")
とする。- Worksheetの集合体の中の、Sheet1
主なセルの指定方法
Range
- 文字列として指定する
- 固定されたセルの操作向き
Range("A1")
A1セルRange(“B2:D4”)
B2からD4までの範囲Range("A1,B3,C5")
A1,B3,C5という連続していない3つのセル
- 文字列として指定する
Cells
- 数値で指定する
- 相対的なセルの操作向き
Cells(1,1)
1行1列目、つまり セルA1Cells(4,3)
4行目3列目、つまり セルC4
- 数値で指定する
その他
- ActiveCell
- そのときアクティブにしているセル
- Selection
- セルに限らず、現在洗濯されているオブジェクト
- CurrentRegion
- あるセルを含む、連続した範囲
- UserRange
- ワークシートで仕様されている範囲
- ActiveCell
行や列の指定
- Rows 行全体
Rows(3)
3行目Rows(3).Select
3行目全体
- Columns 列全体
Columns(2)
2行目Columns(2).Delete
2列目の削除
ワークシートの指示を省略した場合
- 正確には、「どこのワークシートのセルか?」を記述する
Worksheets("Sheet1").Range(“A1”)
シート1のセルA1
- 省略した場合には以下の指定になる
- 標準モジュールに記載すると、アクティブシート
- ワークシートに記述した場合にはそのシート
6-2 覚えておきたいプロパティ
- Value プロパティ
- セルに代入されている値を返す
- アクティブシートのアクティブなセルに100を代入し、B3にVBAという文字列を入れる
Sub Macro1() Dim i As Long ActiveCell.Value = 100 Range("B3").Value = "VBA" End Sub
Valueプロパティの補足
Textプロパティ
- セルに表示されている値を返す
- 読み取り専用
- 数式が入っている場合には、数式の計算結果を返す
- セルに表示設定がされている場合には、その表示形式によって加工された結果を返す
- 表示形式を#,###0“円”にした場合、セルに数値を入れると数値+円となる
- 「1234」が「1,234円」と表示される
- このセルを
Value
プロパティで変数に入れると数値のみ代入される「1234」 Text
プロパティを使うと「1,234円」と表示形式込みの文字列が変数に代入される
- 表示形式を#,###0“円”にした場合、セルに数値を入れると数値+円となる